中央アルプスは長野県の木曽谷と伊那谷に跨って南北に連なる山脈であり、別名「木曽山脈」とも呼ばれ、南アルプス(赤石山脈)、北アルプス(飛騨山脈)と共に日本アルプスと呼ばれております。 範囲は諸説ありますが、一般的には経ヶ岳~恵那山までの間と認識しております。主要の山は駒ヶ岳、宝剣岳、三ノ沢岳、空木岳、南駒ヶ岳、恵那山などがあります。

 植生についてですが、駒ヶ岳、千畳敷カールと極楽平、三ノ沢岳、南駒ヶ岳擂鉢窪カールなど東面にカールが広がっており、その圏内は大規模な高山植物の群生地となっております。 世界でもここでしか自生しない中央アルプス高山帯固有種のコマウスユキソウや、コマクサ、チングルマ、イワギキョウ、ミヤマキンバイなど高山植物の宝庫です。また、昭和30年代までは駒ヶ岳~空木岳にかけてのハイマツ帯には雷鳥の生息が確認されておりましたが、その後中央アルプスからは絶滅したとされております。